新環境メモ(2020年1月制限
制限改訂発表(2019年12月15日)〜今(2020年1月1日)
までに考えたことのメモ
注目点
各テーマの初動が減る
改訂によって登場したデッキや消えたデッキが少ない中、この事実に対して各デッキがどのようにアプローチするか
今回一括りにして注目するのは
転生
オルフェ
サンドラ
これらのテーマはデッキ全てがギミックとして回るエンディミオンなどと違い、デッキを眺めた時に初動や準初動+その他のカードに分けることができる。その性質上、初手における「初動とその他のカードの枚数や噛み合わせ」が動けるか、妨害を貫通できるかの唯一の判断材料となる
枚数
転生を例に挙げる。
話が逸れるため今回ケア方法などに触れない
ガゼル+その他4枚を持っていた場合明らかに展開することが可能であり、妨害を貫通できるかできないかはその他の4枚のカードに依存する
ガゼル+スピニー+その他3枚を持っていた場合、展開可能であることに加えヴェーラー泡影などの効果無効系の妨害を1枚貫通して動くことができる
もちろんその他5枚を引いてしまった場合何をどうしても展開することができない
噛み合わせ
今は単純にガゼルで例えたが、スピニーに関しては単体で動きが保証されておらずフォクシー等と組み合わせて初動となるため準初動だろう
オルフェに関しては初動が終末マスマリサイクラー、準初動がグレファー+闇だったりプライムコストオルフェゴール+モンスター、カノーネ+オルフェゴールであったり
サンドラに関しては、1枚初動は超雷が立つと言う意味では黄金櫃(実際に立てるかは別として)
準初動は誘惑+電獣や孤高+サンドラ等噛み合わせのパターンがいくつも存在する
一見噛み合わせが必要なサンドラが不利ではないかと思われるが実際一枚初動の少なさゆえの事故は存在するものの、展開できた場合豪快かつリソース豊富な動きが保証されていたり誘発を乗り越えることができる利点も持っている
このように「動けるか貫通できるかが初動の枚数に依存するデッキの初動や準初動の枚数が減ってしまったこと」これを各デッキがどう受け止めるかが1つの見どころだと言える
どのデッキも致命傷となるレベルの初動の減少は無いが、着実に弱体化している
改訂を踏まえて
普段構築を考える際にも言えることだが、初動が減った各デッキが取れる選択肢を挙げてみる
・準初動を増やす
・初動を通すカードを増やす
・誘発でゲームをグダらせる
・パワーの高い罠で誘発の打ち合いに強くする
・パンクラ操作で捲り性能を高める
これらの選択肢を改訂の他のデッキの変化も踏まえてチョイスしていくことになる。各項目について、リスクやリターンも含めて見ていく
(ここまでメモしていたのが2019年12月15〜20日くらいです。これ以降は新年明けてからになります、この続きを書こうと思ってましたがやめました)
12/21日発売
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ(以後ドラグーン)
考えていたことの多くが修正を余儀なくされました
先ほどの選択肢の多くがドラグーンによって踏み潰される
・準初動を増やす
・初動を通すカードを増やす
・誘発でゲームをグダらせる
・パワーの高い罠で誘発の打ち合いに強くする
・パンクラ操作で捲り性能を高める
準初動を増やす
→アナコンダを出せばドラグーンが出せるため誘発を食らったときや展開できないがリンク2は作れる、という状況の選択肢に。そのままドラグーンのみで勝てる試合も存在して、なんだこれ
誘発でゲームをグダらせる
→ドラグーンのせいで耐えられない
パワーの高い罠で誘発の打ち合いに強くする
→先攻のドラグーンにほぼ無力
パンクラ操作で捲り性能を高める
→ドラグーン捲れない
ドラグーン環境で求められること
ドラグーンを出させない
・・・アナコンダに当てるためのヴェーラー泡影等が該当するが、もちろんこれらを引かない試合も存在したり融合をそのまま打たれた瞬間ヴェーラー泡影が無力になるため、あくまで出させなかったらゲームが有利に進むという位置付けにし場に出たドラグーンを処理する方法も用意することが望ましい
ドラグーンを処理できるカードを増やす
・・・壊獣、超融合、結界波
ドラグーンをメインギミックで処理できる
・・・ディンギルス、1000アップさせずに雷神で殴る、サイドラ、ノイド等。
先攻取った際に真紅眼融合1枚で崩壊しない
・・・妨害の質次第では融合1枚で焼け野原+完封まで持っていかれる
これらの条件を、デッキのパワーをある程度保ったまま満たすことができるのがベスト
また、各々がドラグーンに寄せていることを考慮した際にそのメタが直撃しないことも満たしたいポイント
考えられるメタ
・・・超融合、壊獣、結界派、障壁、魔封じ。メインの誘発としてヴェーラー泡影の採用率↑
自分がドラグーンを出せなくてもよい(むしろそれでパワーが足りるなら素引きのムラやメタが当たらない分優れている)が、自分はドラグーンに対抗できなければいけない
こんな感じでドラグーンに踊らされている最中です。ドラグーンを出さなくても戦えるデッキはドラグーンメタが流行ったらドラグーンを出さない選択肢も取れるのでプランを変えるのもいいかもしれません
ドラグーンはブラマジ真紅眼の素引きや、アナコンダへのヴェーラー泡影、ゲーム中盤打てない真紅眼融合などのリスクが存在しリソースが残りづらい&豊富なカードプールで処理される脆い部分もあります
実際に対策次第で勝率が大きく変わるためゲームを終わらせる脅威とまではなりませんが、どのデッキにも採用できる幅広さや対応できなかった際の絶望感とやり取りの無さに嫌気がさす人もいるかもしれません
加えてルール改訂目前ということもあってモチベがダウンしている人も多いようですが、楽しんでプレイできる人は楽しんでいきましょう!
ではまた次の記事で!